2016-06-26

自分だけの空間

小さい頃から家への憧れがすごく強い私ですが、
それは多分今まで住んできた家に対する不満が多かったからだと思います。



学生時代住んでいた家は、狭くてカビ臭く、
周り近所が家同士すごく密接していて道路もとても狭くて。
20年以上住んでいましたが、快適だと思えたことは悲しいことに1度もありませんでした。


  • 家への憧れが、興味や好きなことに変わっていく

将来住むならこういう家がいいなと思ううちに、
身近なものでその思いを埋め合わせてきました。

1.レゴ、シルバニアで家やインテリア配置を楽しむ
2.シムズやシムシティ、どうぶつの森などの作る系のシュミレーションゲームにハマる
3.無料の住宅情報のパンフレットやインテリアの本を読みまくる
4.引っ越す予定もないのに毎週賃貸情報サイトのチェック
5.ついには間取り図ソフトや製図の紙にそれとなく描き始める

ざっと書くとこんな感じで、建築物巡りで素敵な建物は写真に撮ったりしたり(そこからまたカメラ好きにもなっていく)
シュミレーションゲームが大好きになったりしました。



  • 自分だけの空間

中学3年になるまで、自分の部屋がありませんでした。
自分の勉強机はあったので、そこが唯一の自分のスペースでした。

2階は2部屋あったのですが、1つは父の部屋、もう1つは家族全員の寝室でした。

「中学に上がったら部屋を作ってあげる」と親からは言われていたのですが
なかなか動いてくれず、説得し続け
母が味方についてくれたので、協力して部屋を間仕切り、妹と私の2人部屋にしてもらいました。

父が、1人で寝るのは寂しい。みんなで寝たい。という主張で
部屋に布団を敷き詰めて寝ていました。
通販で間仕切りを買い、カーテンをかけ、強行突破で部屋を改造しました。

私3畳とちょっと、妹3畳で大体半分に部屋を区切りました。
初めて自分だけの空間ができたこと、すごく嬉しかったです。
貯めたお小遣いで本棚と、テレビを買いました。
狭いスペースですが、今思えば秘密基地のような感覚でした。
ただ、カーテンと間仕切りラックで簡単に仕切っているだけだったので、音などは丸聞こえ。CDをかけたり、テレビを見るのは小さい音で、気を使いました。



  • これからの暮らし方

今はこの家を出て、別の場所で暮らしています。
将来の目標は、やはり「自分好みの家を建てること」です。
ですが、私は今でいう、たぶん貧困女子です。
お金持ちと結婚したらと言われますが、こればかりはタイミングと相手によりますし
今のところは自分でがんばるしかなさそうです。

女性の方がシングルでマンション買ったり家を建てたり。
今の時代だと珍しいことではないみたいですし、
だから私も頑張って、なるべく自分の力だけで夢を叶えたいと思っています。

くじけそうな時、マザーテレサの言葉を思い出しています。